【(管理)栄養士】転職時の面接で合否を分けるたった2つのポイント

こんにちは!
管理栄養士のサルーです♪
いきなりですが、転職時の面接を就活時の面接と同じ方法で対策していませんか?
転職時と就活時では〝採用目的〟が異なるため、面接対策も当然異なります。
ですので、転職時の面接で合否を分けるポイントをしっかりと理解しておかなくてはいけません!
逆に、これを知らずに転職活動を続けても失敗が続いてしまうでしょう…
ということで、この記事では次の内容について解説していきます♪
- 転職時の面接で合否を分ける2つのポイント
- 各ポイントに関する面接時の注意点
それでは早速見ていきましょう!
(管理)栄養士が知っておくべき転職の面接時に合否を分ける2つのポイント
転職における企業などの面接で、最も重要なポイントはたった2つです。
面接官や採用する側の人たちは、次の2点を主に重要視しています。
逆に、この2点しか重要視していないと言っても良いでしょう!
- 企業・施設で〝活躍する〟かどうか
- 企業・施設に〝定着する〟かどうか
この2つの視点で面接の対策をしないと、どんなに優秀な人材でも絶対に受かることはありません。
転職活動というのは、転職する側と採用する側との間には、どうしても埋められないギャップがあります。
そこを上手に埋めていく必要があります。
そのギャップとはこちらです。
- あなた → 人生において大事な職の選択
- 採用側 → 利益追求のためのビジネス活動
当たり前ですが、あなたにとって〝転職〟は人生においてとても重要なイベントであると思います!
しかし、企業や施設側からすると、〝採用〟というのは利益追及のためのビジネス活動の一つに過ぎません…
このギャップを埋めるためにも、先ほど紹介した〝活躍〟と〝継続〟という2つの視点が重要になるわけです!
中には、転職時の面接において、自分の転職理由の正当性を証明しようとする人がいます…
しかし、それでは転職に成功する確率は低くなってしまいます。
転職時は、就活時とは面接における戦略が全く変わってきますので、必ずこの2つの視点を念頭において対策を練るようにしてくださいね♪
それでは、一つ一つ解説していきます!
合否を分けるポイント① 活躍できるかどうか?
転職時の面接において、合否を分けるポイントの一つ目のキーワードは〝活躍〟でしたね♪
具体的に、あなたが活躍できる人材かどうかを見極めているポイントは2つです。
- 即戦力であるか
- コミュニケーション能力があるか
あなたが活躍できる人材であるかどうか見る判断材料として、この2つが挙げられます。
一つ一つみていきましょう!
即戦力として活躍できるか?
栄養士・管理栄養士業界に限らず、どの業界も〝実務経験がある人〟が転職では有利になります。
同じ業界、同じ職種での経験やスキルが既にある場合、即戦力として期待できるからです。
例えば、あなたが現在病院の栄養士・管理栄養士をしていれば、違う病院の栄養士・管理栄養士職への転職は上手くいく可能性は非常に高いです!
それは、業務や仕事内容をある程度理解し、それを遂行するスキルや経験が既に備わっているからです。
少し仕事内容が違っても、栄養士や管理栄養士としてある程度の期間働いていれば、栄養士・管理栄養士としての転職はだいたい上手くいくでしょう!
ですので、自信を持って面接に臨みましょう!
よりスキルアップするための転職の場合は、この実務経験があることにプラスして『高い実績がある』ということが求められます。
また、その実績が転職先でも再現性があるのかというのが非常に重要です。
いくら高い実績があっても、『今までの環境が良かったのでは?』と、面接官にこのように思われてしまうこともあります。
どのように創意工夫して仕事をしてきたのか、職場が変わってもその実績を再現することが可能かなど、数字や根拠をもって論理的に説明できるようにしましょう♪
みんなと一緒に仕事をする中で活躍できるか?
即戦力として活躍できるか否かと同じくらい、この〝コミュニケーション能力〟はとても重要です。
特に面接時においては、受けた質問に対して簡潔に論理的に話せる力が問われます。
仕事というのは、一人ですることはできません。
周りの人たちと日々コミュニケーションを取りながら仕事を進めていくことになりますので、そういった部分を面接官は重要視しています!
これは特に優秀な人に多いですが、優秀であるが故に謙虚さがなく、職場に馴染めないことで力を発揮できず辞めていく人もいます…
ですので、謙虚さがあるか、チームワークを大切にしているかどうか、こういったところを見られているということです!
その職場の環境に馴染める能力も、転職時にはとても重要なポイントとなりますので覚えておきましょう♪
合否を分けるポイント② 定着するかどうか?
企業や施設側の本音で言えば、あなたを採用しなくても業績や利益を上げることができれば、それに越したことはありません。
ですので、採用時には人件費に対するコスト計算というものをキッチリしています。
よって、入ってすぐに辞めるような人を採用すると、それまでかけたコストが全て無駄になるので、絶対にそういったことを避けようとするわけです!
すぐに辞められたら困りますよね?
そういった意味で、合否を分けるポイントとして〝定着〟というキーワードが出てくるわけです!
基本的に、3年以上どこかで勤めた人であれば、問題に思われないことが多いですが、3年未満の場合は良い印象とは言えません…
『この人うちでもすぐに辞めてしまうのでは?』と思われるリスクが高くなるということです。
このように思われないために重要なポイントとしては、次のようなことが挙げられます!
- 現職を続けられなかった理由を明確にする
- その理由に対してマッチした転職先を探す
- これらの経緯をしっかりと面接官に伝える
具体的に解説していきましょう♪
まずは、あなたが今の仕事を辞めたい理由を明確にします。
辞める理由が明確になれば、その理由や原因が解消されそうな企業や施設を転職先に選ぶことができます!
そして、それらを踏まえて、『◯◯という理由で御社に転職したいと考えています。』と、面接時に『今回は長く続ける自信がある!』という意気込みを伝えることです。
そうすることで、3年未満に辞めた人でも定着性をアピールすることができます!
また、すぐに辞めざるを得ないような企業や施設に入ってしまったことに対して『自責』と捉えられているか否かも非常に重要です。
現職を3年未満で退職する場合は、就職時の〝自分の失敗〟を反省し、次の企業や施設選びに活かす姿勢が見えるかどうかが鍵となります。
- 就活時の情報収拾が甘かった
- 意思決定が軽はずみだった
- 就活自体を妥協してしまった
このように、『自分が甘かった』という自責のスタンスが見えれば、面接官も納得するでしょう。
それが、『今の会社は…』と、話せば次から次へと不満が出てしまっては、マイナスの評価しか得られません。
『うちの会社に入ってもそう言ってすぐに辞めていくんだな…』このような印象を与えかねませんので、最後まで自責のスタンスを貫きましょう!
自分自身の思考・決断のクセに気がつき、それを分析・改善する。
今後そのようにならないため、どうすれば良いかをしっかりと考え伝え行動する。
このような姿勢が転職時の面接で見られれば、〝素直に自分の非を認めて改善していく人である〟という人物像が見えて採用される確率は上がるでしょう!
転職活動中は、現職に対して不満を持っている場合が多いので、自分が犠牲者という気持ちが強く自責として捉えることが難しい時期でもあります。
ですので、そういった場合は〝エージェント〟利用するなど、第3者の目を入れてみることをおすすめします♪
そうすることで、企業や施設だけが100%悪かった訳ではないということが見えてくるかもしれませんね!
以上のように、転職時の面接では〝活躍〟と〝定着〟がキーワードとなります。
これらを相手にアピールできるように、しっかりと対策を練っていきましょう!