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【新卒1〜3年目必見!】(管理)栄養士の異業種・他職種への転職難易度を解説!

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こんにちは、サルーです。 当ブログは『20代(管理)栄養士の人生に、より良い未来や選択肢を!』というテーマで、少しでも読者の皆さんの明日が明るくなるよう、(管理)栄養士に役立つ情報をまとめています♪ 普段はスポーツ栄養士として活動していて、最近の楽しみは娘と遊ぶことです。どうぞよろしくお願いします!
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こんにちは!

管理栄養士のサルーです♪

 

この記事では、異業種や他職種への転職難易度などについて解説していきます!

具体的な内容はこちら!

この記事を最後まで読むとわかること
  • (管理)栄養士が考えられる4つの転職パターン
  • それぞれの特徴や難易度、メリットなど
  • 転職する年齢が若いことの優位性

 

栄養士・管理栄養士の転職パターンで難易度が高いのは、4つのうちどのパターンなのでしょうか?

また、それぞれのパターンでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

 

それでは早速みていきましょう!

(管理)栄養士が考えられる4つの転職パターン

まずは〝業種〟〝職種〟という言葉の意味について解説していきます。

こちらをご覧ください!

業種・職種とは?
  • 業種 → 業界のこと  (例:製造業、小売業など)
  • 職種 → 仕事内容のこと(例:営業、事務など)

 

つまり、〝同業種・同職種〟への転職は、『同じ業界で同じ仕事内容をする別の会社への転職』ということです。

また、〝異業種・他職種〟への転職は、『違う業界で違う仕事内容をする別の会社への転職』ということです。

 

これらを踏まえて、栄養士・管理栄養士の転職パターンを4つに分類します。

 

わかりやすいように、あなたは現在『病院A(医療業界)の(管理)栄養士(専門職)』として働いていると仮定しましょう。

すると、転職例は次のようになります。

転職の種類 意味 転職例
同業種・同職種 同じ業界で同じ仕事をする 病院Bの(管理)栄養士
同業種・他職種 同じ業界で違う仕事をする 病院Cの医療事務員
異業種・同職種 違う業界で同じ仕事をする ドラックストアの(管理)栄養士
異業種・他職種 違う業界で違う仕事をする Web業界(小売業)の営業

 

いかがですか?

なんとなく、業種や職種がどういう意味かわかったかと思います!

 

栄養士・管理栄養士という〝資格〟は、業界によって仕事内容が変わります。

ですので、同じ栄養士・管理栄養士として転職しても〝他職種〟になってしまうこともあります。

 

病院とドラックストアでは、一応同じ〝管理栄養士〟としての専門職採用ですが、その仕事内容は全く違うので他職種と言われるかもしれません!

しかし、一般的な〝業種〟〝職種〟の分類では先ほどの表のようになります。

 

ぜひ転職をする際は覚えておきましょう♪

 

(管理)栄養士の転職パターンによる難易度

先ほど4つの転職パターンを例を挙げて紹介しました!

それぞれ、転職難易度がどのようになっているのか下の表にまとめています。

 

先ほどと同様、あなたは『病院A(医療業界)の(管理)栄養士(専門職)』として働いています。

種類 意味 転職例 難易度
同業種・同職種 同じ業界で同じ仕事をする 病院Bの管理栄養士
異業種・同職種 違う業界で同じ仕事をする ドラックストアの管理栄養士
同業種・他職種 同じ業界で違う仕事をする 病院Cの医療事務員 やや高
異業種・他職種 違う業界で違う仕事をする Web会社の営業

 

このように、表の上から順に転職する難易度は低くなります!

つまり、〝同業種・同職種〟が最も転職しやすく、〝異業種・他職種〟が最も転職のハードルが高いということです。

 

ただ、それぞれのメリットやデメリットがありますので、詳しく紹介していきますね♪

 

転職パターン①  (管理)栄養士の〝同業種・同職種〟への転職

『病院Aの管理栄養士』→『病院Bの管理栄養士』

このパターンの転職でしたね!

 

同じ業種・業界の全体的な雰囲気や、仕事内容、システム、問題点など、全てをほぼ把握しているので、最も転職難易度が低い転職になります。

その理由は、中途採用は〝即戦力〟が基本だからです!

 

ほぼ同じ仕事内容を違う企業や施設ですれば良いので即戦力になります。

これまで培ってきたスキルや経験を存分に活かすことができますね!

 

ほとんど栄養士・管理栄養士は、このパターンの転職をまず最初に考えることになるでしょう。

ただ、大きなデメリットもあります。

 

それは、転職前の職場と同じような問題が起こる可能性が高いということです。

同業種・同職種ということは、仕事の大きな枠組みや構造がほぼ変わりません。

 

つまり、どこにっても同じような問題を抱えているということです。

 

人間関係や給料、仕事内容からくる〝やりがい〟など、転職前とほぼ同じことが起こると予想されます。

ですので、現在不満があったりマイナスな理由で退職・転職を考えている人は、このパターンの転職をオススメしません!

 

もちろん、経営者や上司に能力があり、全く問題のないクリーンな職場がないわけではありません。

ですので、絶対転職が失敗するわけではないでしょう!

 

しかし、そういった〝ホワイト企業〟〝優良企業〟の場合、退職率が低く、求人が目に見える形でネット上に載ることはほぼないでしょう…

そのような良い職場は、欠員が出て人材を補填する際、信頼する人から人材を紹介してもらい〝コネ〟による中途採用が多くなります。

 

では、パターン①の〝同業種・同職種〟への転職の特徴をまとめていきます。

〝同業種・同職種〟への転職
  • 転職は最もしやすい(採用されやすい)
  • 転職理由によっては現職と同じ経験をするリスク大
  • 上位資格を取るなど転職に明確な目的があればOK

 

パターン② (管理)栄養士の〝異業種・同職種〟への転職

『病院Aの管理栄養士』→『ドラックストアの管理栄養士』

このパターンの転職でしたね!

 

業種としては、医療業界→小売業界と大きな枠組みは変わりますが、同じ〝(管理)栄養士〟としてのスキルや経験は活かすことができます!

現在、退職・転職を考えている人は、今の職場で培ったものを、次の職場でどのように活かせるか?を常に考えることが重要です。

 

ただ、栄養士・管理栄養士などの〝資格〟としての肩書きが同じだけで、異業種となると仕事内容も全く違います。

ですので、新しい仕事に慣れるまでに時間はかかるでしょう。

 

今度は、あなたを雇用する会社・事業所側の視点でみていきます!

雇用側としては、次のような転職者を求めています!

〝こんな人に来てほしい♪
  • 業種・業界の常識や固定観念にとらわれない
  • 別の業種・業界の知恵を取り入れられる
  • 別の業種・業界の仕事のことも積極的に学ぶ

 

このように、同じ〝(管理)栄養士〟として働く場合は、転職する際に〝前職での実績〟を求められがちです。

今の職場でどんなことを学び、どんなスキルを身につけ、転職先のどういった部分に活かせるのか?が明確に慣ればOK!

 

また、転職理由も重要になります。

 

『前職は給料が安くて辞めました。』

『前職はつまらなくて辞めました。』

 

このような理由だと、雇用する側から『また同じ理由で転職されてしまうのではないか…』と思われるので、転職理由は明確にしましょう!

 

そして、最後に一つだけ注意点があります。

栄養士・管理栄養士として〝資格〟を使って働く以上、数年後の給料が劇的によくなることはありません。

 

その理由は、管理栄養士を雇用する市場価格が、どの業界・業種においてもほぼ決まっているからです。

ですので、〝数年後の収入UP〟のために転職をする場合は、このパターンではその目的は果たせない場合が多いでしょう。

 

よって、収入面での転職を考えている場合は、資格を捨てた方が手っ取り早く、あなたの望みが叶うと思います!

転職して数年は年収が現状維持か若干下がると思いますが、他職種の場合は、数年後は大きく収入を上げる可能性があります。

 

では、パターン②の〝異業種・同職種〟への転職の特徴をまとめていきます。

〝異業種・同職種〟への転職
  • 転職は比較的しやすい(採用されやすい)
  • 転職する際に〝前職の実績〟をみられる
  • 転職理由が明確でないと失敗する可能性が高い
  • 数年後の収入の大幅UPは難しい

 

パターン③ (管理)栄養士の〝同業種・他職種〟への転職

『病院Aの管理栄養士』→『病院Cの医療事務員』

このパターンの転職でしたね!

 

もし今働いている事業所内・施設内で、次のように言われたらどうしますか?

『明日から管理栄養士ではなく、総務部として働いてください!』

 

こんなこと実際にはありえませんが、同じ事業所・施設内での異動でも、職種が違えば全く別の仕事になってしまいますよね?

めちゃめちゃ仕事が大変になることが目に見えます!

 

〝同業種・他職種〟で転職するということは、これと同じことをさらに別の会社や事業所でしなければいけないということです!

ですので、栄養士・管理栄養士の転職に関しては、この〝同業種・他職種〟のパターンが最も少ないと考えられます。

 

このように、〝同業種・他職種〟のパターンの転職からは、難易度が一気に上がります。

 

基本的に転職活動においては、採用する側は〝即戦力〟を求めます。

新卒の就活時のように『これから育てていくから大丈夫だよ!』というわけにはいきません。

 

ですので、あなたが『新しいことにチャレンジしたい!』と思っていても、

雇用する側が『即戦力になる人材がほしい!』と思っていれば、

この両者にミスマッチが起こり、転職がうまくいくことはありません。

 

また、1つの求人に対して複数人で競争することもあると思いますが、多くの場合は以前も同じような仕事をしていた同職種の人との戦いになります。

ですので、その人たちに勝つためには〝前職での実績〟が必要になるでしょう。

 

もちろん、『未経験者歓迎!』のような条件で求人を出していることもありますが、結局は1つの求人に対して何人もが応募することになるので同じです!

あなた自身がアピールできる実績があった方が、このパターンでの転職は上手くいくことは間違いなさそうです。

 

一つだけこの転職の成功率を上げる方法があるとしたら、それは〝若さ〟です。

年齢がまだ若ければ〝即戦力〟としてではなく〝期待値〟であなたを採用してくれる可能性は高くなります!

 

社会人1〜3年目くらいまでの転職であれば、もしかすると『これから育てていくか!』という先行投資の気持ちで採用されるかもしれません。

 

では、パターン③の〝同業種・他職種〟への転職の特徴をまとめていきます。

〝同業種・他職種〟への転職
  • 転職の難易度はやや高め(採用されにくい)
  • (管理)栄養士の転職では稀なパターン
  • 転職する際に〝前職の実績〟をみられる
  • 年齢が若ければ転職できる可能性が高い

 

パターン④ (管理)栄養士の〝異業種・他職種〟への転職

『病院Aの管理栄養士』→『Web会社の営業』

このパターンの転職でしたね!

 

これは、転職のパターンの中でも難易度が最も高いということは、誰もが理解していると思います。

ただ、就職したばかりの20代前半〜後半の人の場合は、この転職がうまくいく可能性は高くなります!

 

世の中の流れとして業績が良い業界や業種に転職することができれば、収入の大幅UPも見込めます。

また、栄養士・管理栄養士が働くような業界とは、まるで違う風潮があるので、いわゆる〝ホワイト企業〟〝優良企業〟に出会う確率も上がります。

 

私の〝元〟栄養士・管理栄養士の友人たちも、一般企業に転職した人のほぼ全員が『転職して良かった!』と言います。

むしろ、『なんでこんなにずっと資格にこだわっていたんだろう…』と思っていたと話す人がほとんどです。

 

このパターンの転職は、〝年齢〟がキーポイントになりますので、異業種・他職種への転職を考えいてる人は早めに決断しましょう!

30代になってからの異業種・他職種への転職は、かなりハードルが高くなるということは覚えておいてください。

 

もちろん、この記事でお伝えしている〝転職難易度〟は一つの目安にすぎません。

仕事に関して〝大きな変化〟を望む場合は、覚悟を持って準備・行動すれば不可能なことはありません!

 

では、パターン④の〝異業種・他職種〟への転職の特徴をまとめていきます。

〝異業種・同職種〟への転職
  • 転職は難易度は最も高い(採用されにくい)
  • 年齢が若ければ転職できる可能性が高い
  • 人生や生活を変化させたい人にはオススメ
  • 数年後の収入の大幅UPが最も期待できる

 

これだけは間違ってはいけない

転職活動は、『どのパターンの転職をするか?』を選んでするものではありません。

今回、この記事で紹介した〝転職難易度〟という内容は、あくまでわかりやすいように解説しようとした結果です。

 

『どのパターンの転職をするか?』ではなく、『あなたが転職に何を求めるか?』が重要です。

また、その転職を成功させるために、どのような準備をし、どういったスキルや経験が必要なのかを考えてみてください!

 

あなたの転職活動が成功するよう祈っております。

 

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