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【ダブル国家資格】調理師と管理栄養士を取得できる大学は?

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こんにちは、サルーです。 当ブログは『20代(管理)栄養士の人生に、より良い未来や選択肢を!』というテーマで、少しでも読者の皆さんの明日が明るくなるよう、(管理)栄養士に役立つ情報をまとめています♪ 普段はスポーツ栄養士として活動していて、最近の楽しみは娘と遊ぶことです。どうぞよろしくお願いします!
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こんにちは!

管理栄養士のサルーです♪

 

この記事では、調理師と管理栄養士になれる大学について紹介していきます!

具体的な内容はこちら。

この記事でわかること・できること
  • 調理師の資格が取れる大学
  • 他の調理師免許を取る方法
  • 調理師免許を取るメリット
  • 各大学の資料を〝無料〟で請求できる

それでは早速みていきましょう!

 

また、次の各資格についても多くの人に読まれています。

気になる記事があれば、目を通しておいて絶対に損はないですよ♪

【資格】に関する記事一覧
▶︎食品衛生監視員・食品衛生管理者が取得可能な大学
▶︎NR・サプリメントアドバイザーが取得可能な大学
▶︎栄養教諭一種・二種免許が取得可能な大学
▶︎フードスペシャリストが取得可能な大学
▶︎健康運動実践指導者が取得可能な大学
▶︎教員免許が取得可能な大学
▶︎【ダブル国家資格】臨床検査技師の資格が取得可能な大学
▶︎【ダブル国家資格】調理師免許が取得可能な大学 ←この記事
▶︎【管理栄養士養成施設】全大学 取得可能な資格一覧

 

さらに、現在受験生で進路選びをしている方は、時間がある時にこちらの記事も読んでみてください♪

管理栄養士・調理師が取得可能な大学【西九州大学】

西九州大学(佐賀県)は、調理師専門学校にも通えるダブルススクール制を採用!

この制度は、簡単にはこういうことです♪

ポイント
  • 昼間 → 管理栄養士になるために大学へ
  • 夜間 → 調理師になるために専門学校へ

 

普段は『西九州大学 健康栄養学科』に通いながら、夜は併設校である『西九州大学佐賀調理製菓専門学校 調理師科』へ通います。

専門学校に通う期間は1年半で、専門学校を卒業すると調理師免許を取得することができます!

 

場合によっては、〝調理現場に強い管理栄養士〟として認められ、就職に有利になる可能性も♪

また、調理師免許以外の資格も取得可能です。

調理師以外の資格
  • 食育インストラクター
  • 介護職士2級・3級

 

そして、一番メリットとして大きいのは、大学と専門学校との単位交換制度や授業料の一部免除などがあることです!

これはどういうことかというと、

 

『授業内容が似てる科目は免除します!』

『2つ通っているので授業料を免除します!』

 

つまり、併設校ということもあり、学生に優しい制度になっているということです♪

 

このように、取得単位や学費に関して効率よく免許が取得できるのが西九州大の魅力です♪

ぜひこちらから、大学のパンフレット【無料】を請求してみましょう!

資料請求はこちらから

 

お金をかけずに調理師免許を取る方法

『調理師免許を取りたいけれど、お金をかけて学校に通わないと取れないの?』

このように思う人もいるでしょう!

 

実はそうではありません!

専門学校に通わなくても、調理師免許を取得できる方法があります。

 

その方法とは、管理栄養士を目指して大学に通いながら、バイトなどで調理の実務経験を2年間積み試験に合格するというものです。

詳しい内容は、この後解説します♪

 

管理栄養士を目指すあなたは超有利!

調理師の学校に行く場合は、試験はありません。

しかし、バイトなどで2年の実務経験を経て調理師免許を取得する場合には、試験があります!

 

ですので、試験勉強はしないといけません…

ですが、この記事を読んでいるあなたは、これから管理栄養士になろうとしている受験生か、現在大学に通っている管理栄養士の卵のはず!

 

これらの人たちにとって調理師免許の試験対策は、まさに日々勉強していることそのもの。

実際に調理師試験で出題される分野について詳しくみていきましょう!

 

調理師試験の出題分野・科目

調理師試験は、各都道府県で問題が異なります。

しかし、出題分野や勉強すべき科目は同じです!

 

出題される問題のジャンルはこちら♪

試験の出題ジャンル
  • 公衆衛生学
  • 栄養学
  • 食品学
  • 食品衛生学
  • 調理理論
  • 食文化概論

 

以上の6科目です!

モロに被ってませんか?

 

実際に管理栄養士養成施設にて、必ず履修する授業と照らし合わせてみましょう!

勉強するジャンルはほぼ同じ?
  • 公衆衛生学 → 公衆衛生学
  • 栄養学   → 基礎栄養学
  • 食品学   → 食品学
  • 食品衛生学 → 食品衛生学
  • 調理理論  → 調理学
  • 食文化概論 → 必修科目にはない

 

このように、管理栄養士養成課程で学んでいる人たちは、日々学んでいることが勝手にテスト範囲になるということです!

 

つまり、2年間の調理経験を積むことに集中すれば、意外と簡単に資格が取れちゃう♪

せっかくなので、調理師試験における各科目について、学ぶ内容を詳しくみていきましょう!

科目 内容
①公衆衛生学 母子保健
学校保健
老人保健
環境衛生
生活習慣病対策
伝染病予防
②栄養学 三大栄養素
五大栄養素
栄養素のもつ働き
健康維持・増進の概要
③食品学 食品の成分や消化吸収
食材の見分け方
食材の取り扱い
食材の保存方法
④食品衛生学 衛生環境
衛生法規
微生物
寄生虫
食中毒
⑤調理理論 食品成分の調理による変化
調理操作と目的
調理器具
⑥食文化概論 食生活に関する素材・加工・調理法
食材料の生産・流通
伝統的な食生活・食文化
各コクの食文化

 

調理師免許の受験資格

調理師免許を取得する方法は次の2つです。

調理師免許の受験資格
  1. 調理師養成機関を卒業
  2. 実務経験を2年積み調理師試験に合格

 

それでは、一つ一つ詳しくみていきましょう!

 

①調理師養成機関を卒業する

まず、調理師免許を取得する一つ目の方法としは、調理師養成機関を卒業することです。

管理栄養士を養成する管理栄養士養成施設が全国にあるように、調理師を養成する調理師養成施設が全国に270程度存在します。

 

具体的には、このような学校です!

調理師養成施設の種類
  • 1年制または2年制の専門学校
  • 短期大学
  • 4年制大学
  • 職業能力開発短期大学校

 

これらの養成機関を卒業すれば、調理師試験を受験しなくても免許が取得可能です。

調理師養成施設の中には、夜間に通える学校もあるので、働いたり他の大学に行きながら通うことも可能です!

 

②実務経験を2年積んで調理師試験に合格する

調理師免許を取得する二つ目の方法は、調理の現場で2年以上の実務経験を積んだ後、調理師試験を受験して取得する方法です。

 

この〝調理現場〟に当てはまる対象施設は、調理師法施行規則第4条に記載されています。

具体的にはこちらです!

〝調理現場〟に当てはまる施設
  • 飲食店(旅館・簡易宿泊所を含む)
  • 魚介類販売(販売のみは×
  • 惣菜製造(煮物・炒め物・焼物・揚げ物・蒸し物・酢の物・和え物を製造)
  • 学校・病院・寮等の給食施設(1回20食以上を継続 or 1日50食以上の施設)

 

上記の施設が調理現場として認められています。

また、以下の条件に当てはまればOKです!

その他の条件
  • 週4日以上
  • 1日6時間以上

 

このように、在学中のバイトでも、学校に通うことなく調理師免許を取得することができます!

もしバイトが1年しか続かなくても、複数店舗での実務経験を合算して計算できるので、2年間同じところでバイトを継続する必要はありません。

 

調理師免許を取る際の注意点

ここでアルバイトを利用して調理師免許を取得する際の注意点について解説します!

注意すべきポイントは以下のとおりです。

ポイント
  • 実務経験証明書が必要になる
  • 各都道府県で試験内容が異なる

 

まず『実務経験証明書』については、バイト先の社員さんや責任者の人から、〝実務経験があることの証明〟をもらわないといけません。

これは、飲食店を営む会社であればどこでも発行してくれますので、必ずお願いしましょう!

 

また、複数店舗での実務経験を合算する場合、それぞれに証明書をもらう必要があります。

こういった面倒な手間をなくすためにも、2年間は同じところで働く方が無難ですね♪

 

また、調理師試験の概要はある程度決まっていますが、詳細は各都道府県で異なります。

ですので、過去問などを参考にして勉強したい場合は、各都道府県にて調べてみてください。

 

『神奈川県 調理師 過去問』

 

例えば、このような形で検索すれば、どのように過去問が手に入るかなどがわかると思います!

ちなみに神奈川県は、全国で唯一、年に2回調理師試験が開催されています。

 

目的によって取得方法も変わる?

先ほど、調理師免許の取り方は2パターンあるという解説をしました。

私個人的な考え方として、この2通りの取得方法は、目的によって変わってくると思います!

目的により取得方法
  • 調理の技術を伴った管理栄養士を目指す → 調理師専門学校を卒業
  • メリットを受けるために調理師を目指す → 2年の実務経験を経る

 

調理技術でいえば、専門学校にてしっかり学ぶことに勝るものはありません。

飲食店などの調理の現場といっても、本当にピンからキリまであるので、2年で全く調理技術が身に付かない場合もあります!

 

だた、とりあえず調理師免許の資格がほしかったり、履歴書に書きたい場合などは、②の方法でも良いと思います。

ぜひ目的に合った方法で取得してみてください♪

 

調理師免許を取得する6つのメリット

では、管理栄養士が調理師免許をもつことのメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

考えられるものは次のとおりです。

管理栄養士が調理師免許をもつメリット
  1. 就職の幅が広がる可能性が高い
  2. 就職後に調理の現場で即戦力になる
  3. 他のスタッフのレベルアップになる
  4. 調理師さん思いの献立が作れる
  5. 調理師の上位資格を取得できる
  6. 日々勉強していることの復習になる

※⑥は2年の実務経験後に受ける場合のみ

 

それでは、一つ一つ詳しくみていきましょう!

 

メリット① 就職の幅が広がる可能性が高い

調理師が働ける職場は多岐にわたります。

調理師が活躍できる職場
  • 病院
  • 介護福祉施設
  • 社員食堂
  • 保育施設
  • ホテル
  • レストラン

    もちろん、この中には調理ではなく管理栄養士として就職できるところもあります。

    もし、管理栄養士として就活が全滅してしまっても、調理師として就職できるかもしれません。

     

    また、4年間管理栄養士の勉強をしていて、途中で気持ちが変わることもあるでしょう。

     

    『やっぱり私料理の方が好きかも!』

    このような場合、調理師免許を持っていれば、ホテルやレストランなど〝料理人〟として就職できるかもしれません!

     

    〝食事〟が出てくる施設において調理師免許があって損する現場はありませんので、そういった意味でメリットは大きいと思います。

     

    メリット② 就職後に調理の現場で即戦力になる

    就職する施設の中には、最初は厨房で調理の仕事ばかりするようなところもあります。

    いわゆる〝修行〟のようにひたすら調理…

     

    そういった時に、調理免許を持っていて調理の技術があれば、即戦力として周りのスタッフから信頼されるかもしれません。

     

    職場において、周りのスタッフとの信頼関係は非常に大事ですので、そういった面でメリットになることもあるでしょう!

     

    メリット③ 他のスタッフのレベルアップになる

    採用する側の視点としては、管理栄養士で調理師免許を持っていれば、〝優秀な人材〟と認められる可能性は高くなります。

     

    そういった人材を採用することで、その会社や組織にとってもいい影響があるでしょう!

     

    アルバイト経験を2年積んでから調理師試験を合格し免許を取得した場合は、飲食店などでの勤務経験があることになりますね!

     

    そのような場合、例えば、接客、業務の効率化、発注、原価計算など、バイトで当たり前にやっていたことが仕事で活きることもあります!

     

    職場に新しい風が吹けば組織も変わっていきますので、そういったメリットも考えられますね♪

     

    メリット④ 調理師さん思いの献立が作れる

    病院や福祉施設などで管理栄養士として働く場合、献立を立てる必要があります。

    その際、調理技術が全くない管理栄養士と、調理技術がある栄養士では、作る献立に差がつくのは当然かもしれません。

     

    調理技術があると次のような視点がもてます!

    調理師免許をもつ管理栄養士の視点
    • 調理工程における負担の有無
    • 衛生面における配慮
    • 効率的に調理ができるか否か

     

    このように、自分で作れるからこそ見えてくる世界があるということです!

    これが全く料理や調理ができない人だと、なかなかここまで意識することはできません。

     

    管理栄養士で調理師免許をもち、調理技術があるとこんなメリットもあるわけです!

     

    メリット⑤ 調理師の上位資格を取得できる

    調理師として6年の実務経験を積むと、さらにレベルアップした国家資格『専門調理師(調理技能士)』に挑戦可能です!

    試験の種類は、以下のとおりです♪

    専門調理師の種類
    • すし料理
    • 中国料理
    • 給食用特殊料理
    • 日本料理
    • 西洋料理
    • 麺料理

     

    このように、調理技術技能評価試験に合格すると、それぞれの専門分野において高度な調理技術をもつ調理師として高い評価を受けます!

     

    実技試験・筆記試験と2種類の試験があるので、もちろん難易度は高くなります。

    そのため、信頼度は高くなると予想できます!

     

    この専門調理師を取得すると、調理師専門学校の先生になることも可能になります。

     

    メリット⑥ 日々勉強していることの復習になる

    調理師試験の内容でも解説したように、調理師免許に出る問題は、私たち栄養士・管理栄養士が学校で日々学ぶことそのものです!

    勉強するジャンルはほぼ同じ!
    1. 公衆衛生学 → 公衆衛生学
    2. 栄養学   → 基礎栄養学
    3. 食品学   → 食品学
    4. 食品衛生学 → 食品衛生学
    5. 調理理論  → 調理学
    6. 食文化概論 → 必修科目にはない

     

    ですので、日々の勉強をテスト形式で復習できるという最高の勉強機会になります!

    調理師試験の費用は6000円前後ですので、そこまで大きな負担になりませんし、復習のためだけに受けても良いくらいです。

     

    参考書も特に買う必要はなく、日々学んでいる教科書で十分だと思います。

    過去問に関しては、各都道府県によって手に入れ方が異なるので、必ず入手して過去に出題されている問題の傾向を把握しましょう!

     

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    こんにちは、サルーです。 当ブログは『20代(管理)栄養士の人生に、より良い未来や選択肢を!』というテーマで、少しでも読者の皆さんの明日が明るくなるよう、(管理)栄養士に役立つ情報をまとめています♪ 普段はスポーツ栄養士として活動していて、最近の楽しみは娘と遊ぶことです。どうぞよろしくお願いします!
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