【管理栄養士】国試に一発合格できる長期・中期・短期目標の立て方とは?
こんにちは!
管理栄養士のサルーです♪
この記事は〝管理栄養士 国家試験の勉強方法〟という記事の一部となっています。
まだ読んでいないという方は、先にこちらの記事をぜひご覧ください!
今回は、勉強目標の設定方法について解説していきます!
具体的な内容はこちら!
- 一発合格するための目標設定方法
- 目標設定時の注意点
- 長・中・短期目標の具体例
この〝目標の立て方〟を飛ばして勉強をスタートすると、途中で迷子になる確率が高くなります。
ですので、必ず熟読してください♪
それでは早速みていきましょう!
一発合格するための正しい目標設定方法
『自分の得意・苦手分野をどう攻略するか?』
『いつまでに、何をどのくらい勉強するか?』
こういった質問にすぐに答えられる人は、合格する確率は高くなります♪
なぜなら、そういう人はゴールまでの〝地図〟や〝コンパス〟を持っているからです。
長期に及ぶ国試対策を漫画で例えるならば、海賊王を目指し航海するルフィ海賊団と同じです。
ルフィは海賊王になるために、次から次へと目標の島へ向かい、名だたる強敵を倒していきます。
そのために、ログポースやエターナルポース、ナミの力などを借りて船を進めます。
では、ログポースやエターナルポースがなく、ナミもいなければどうなってしまうでしょうか?
彼らは相当強いので、死ぬことはないでしょう。
しかし、次の目的地まで辿り着けない、もしくは辿り着いたとしても時間がかかってしまいます。
このように、たとえ能力があっても、地図やコンパスを持たないと無駄な時間と労力を使ってしまうことになります。
つまり、いくら合格する能力があっても、適切な目標や行動指針がないと、無駄な時間と労力を使ってしまうということです。
時間は有限です。
できるだけ勉強時間を短縮するためにも、まずは地図とコンパスを手に入れましょう!
では、地図とコンパスがそれぞれ何に当てはまるのか?ということから簡単に解説していきます。
全体像の把握と日々の行動指針
管理栄養士の国試対策における地図やコンパスは何に当てはまるでしょうか?
種類 | 何に当てはまる? |
地図 | 今の実力と合格ラインまでの差(長期目標) |
コンパス | 中期目標、短期目標 |
これらがしっかりと明確になることで、国試対策は効率よく進んでいきます。
ザックリとした説明すぎるので、もう少しだけ具体的に説明していきますね♪
国試対策における〝地図〟
『地図』は全体像を把握するツールです。
勉強を効率的に進めるために、まずは全体像を把握する必要があります!
そこで、次の2つがまず最初に必要となります。
- 現在の実力と合格ラインまでの差
- ゴールまでの計画・スケジュール
まずは、スタートとゴールの位置の確認です。
つまり、合格までの距離を知る必要があります!
そのために、一度過去問を解きましょう。
そうすれば、試験本番まで自分があとどのくらいレベルアップしないといけないのかを、なんとなく把握することができます!
次にゴールまでの道筋についてですが、これは長期目標や長期計画に当てはまります。
これらがあることで、いつまでにどのくらい進んでいれば良いのかを把握することができます。
国試対策における〝コンパス〟
続いて『コンパス』は日々の行動指針を示すためのツールとなります。
地図を持ち全体像が把握できたら、実際に歩みを進めていく際にこれが必要となります。
ですので、コンパスは中期目標や短期目標に当てはまります。
- 中期目標 → 1〜2ヶ月の目標
- 短期目標 → 1日〜1週間の目標
短期目標が1日〜1週間単位で存在し、それを日々クリアしていく。
それを継続していくことで、いつのまにか中期目標がクリアされている。
さらに継続していくことで、長期目標をクリアできそうなところまで来ている。
このように、短期目標、中期目標、長期目標と徐々に大きな目標をクリアしていけるような計画を立てていくことが重要です!
そのコツは次の2つです。
- 長・中・短期目標と逆算して立てる
- 長・中・短期目標が繋がっている
ではここから具体的に、どのように目標や計画を立てていくか解説していきます!
これらは人によって変わってきますので、あなたなりの目標であることが重要です。
長期・中期・短期目標と、それぞれの設定の仕方についてできるだけ具体的に解説します。
ですので、ぜひそれらを参考にしながら、目標設定を進めてみてください♪
【長期目標】〜合格への道筋〜
長期目標は、合格するための最終目標です。
『え?合格することが最終目標では?』
そう思うかもしれませんが、〝合格〟を目標にすると、目指す場所が曖昧になってしまいます。
ですので、もう少し具体的に設定しましょう!
例えば、次のような感じです。
- 必ず150点以上取って合格
- 人体・食べ物・臨床の3分野は7割取る
- 1月模試で6割以上取り本番を迎える
このような最終目標は、試験までの残り時間などによっても、人それぞれ変わってきます。
しかし共通していることは、具体的な数字を使って目標を設定していることです。
この長期目標がしっかり定まらないと、次の中期目標や短期目標も決められません。
ですので、まずはこの長期目標を具体的な数字で設定していきましょう!
長期目標の例 |
例1)必ず150点以上取って合格 |
例2)人体・食べ物・臨床の3分野は7割取る |
例3)1月模試で6割以上取り本番を迎える |
【中期目標】〜中間地点〜
中期目標は、1〜2ヶ月単位がオススメです!
設定した長期目標を実現するために、どのような中間地点を設定するかがとても重要です。
もちろん、勉強が進むたびに一度立ち止まり、現状をみて必要であれば変更してもOK!
目標が高すぎるなと思ったら少し下げ、ちょっと低すぎるなと思ったら少し上げましょう!
中期目標の具体例は次の通りです。
※スマホを横にすると表が見やすいよ♪
長期目標の例 | 中期目標の例 |
例1)必ず150点以上取って合格 | ①9月模試では苦手教科で5割以上取る |
②11月模試では得意教科で7割取る | |
③ラスト1ヶ月は苦手教科を過去5年分復習する | |
例2)人体・食べ物・臨床の3分野は7割取る | ①11月模試で人体、臨床で5割取る |
②食べ物分野は1ヶ月で過去問20問ずつ覚える | |
③1月模試で人体、臨床栄養を6割取る | |
例3)1月模試で6割以上取り本番を迎える | ①冬休み終了までに主要3教科を5割に乗せる |
②1月の模試で主要3教科を6割に乗せる | |
③ラスト1ヶ月は主要3教科以外の過去5年分解く |
【短期目標】〜日々の目標〜
中期目標は、1日〜1週間単位がオススメです!
私の場合は、毎日の目標にしていました♪
1日単位で短期目標を設定した場合、それは毎日クリアすべき目標となります。
毎日の目標達成を繰り返すことで、中期目標に繋がるように設定するのがポイント!
この短期目標の設定のコツは以下のとおりです。
- どんなに疲れていても
- どんなに気分が乗らなくても
- どこで何をしていても
このように、どのような状況でも達成できるくらい低い目標にすることです!
この短期目標が高すぎることが原因で毎日続かない人がほとんどですので、ハードルをめちゃめちゃ低くすることが重要です。
短期目標の具体例は次の通りです。
※スマホを横にすると表が見やすいよ♪
長期目標の例 | 中期目標の例 | 短期目標の例 |
例1)必ず150点以上取って合格 | ①9月模試では苦手教科で5割以上取る | →1日30分苦手教科の過去問を読む |
②11月模試では得意教科で7割取る | →1日15分得意教科の過去問を読む | |
③ラスト1ヶ月は苦手教科を過去5年分復習する | ★毎日欠かさず1時間は勉強する | |
例2)人体・食べ物・臨床の3分野は7割取る | ①11月模試で人体、臨床で5割取る | →人体、臨床を1日1問必ず理解する |
②食べ物分野は1ヶ月で過去問20問ずつ覚える | →食べ物〜を1日5問分読んで理解する | |
③1月模試で人体、臨床栄養を6割取る | ★朝の30分で必ずQBを開いて読む | |
例3)1月模試で6割以上取り本番を迎える | ①冬休み終了までに主要3教科を5割に乗せる | →1日各2時間主要3教科を勉強する |
②1月模試で主要3教科を6割に乗せる | ★毎朝7時には起きて勉強する | |
③ラスト1ヶ月は主要3教科以外の過去5年分解く | →主要3教科の勉強時間以外でQBを読む |
※短期目標の→は、左の中期目標と繋がる部分
※短期目標の★は、左の中期目標とは繋がっていないが、毎日欠かさずやりたいこと
短期目標も中期目標と同様に、あなたの状況に合わせて徐々に高い目標に変えていきましょう!
最初は、勉強をすることにさえ慣れていないので、ハードルを極力を低くし、一つ一つクリアしていく実感を味わうところからスタートです♪
まとめ
最後に、今回の記事の内容をまとめていきます!
- 目標を持って国試対策を始める
- 地図は合格までの距離感と長期目標
- コンパスは中期・短期目標
- 長期目標 → 具体的な期日と数字で表す
- 中期目標 → 1〜2ヶ月単位の目標
- 短期目標 → 1日〜1週間単位の目標
- 長期・中期・短期目標は繋がっていること
以上です!