管理栄養士になりたい1,2,3年生の国家試験対策としてすべきこととは?

こんにちは!
管理栄養士のサルーです♪
この記事は〝管理栄養士 国家試験の勉強方法〟という記事の一部となっています。
まだ読んでいないという方は、先にこちらの記事をぜひご覧ください!
今回は、1,2,3年生のうちにしておくべきことについて解説していきます!
具体的な内容はこちら!
- 国試対策は4年生からで良い理由
- 国試対策より前にすべきこと
- 国試対策より重要なこと
私個人的な意見ですが、国試対策は4年生からで十分です。
その理由や、国試対策よりもっと重要なことなどについて解説していきます♪
それでは早速みていきましょう!
国試対策は絶対に4年生になってから始めればOK!
これは私の個人的な考えとして聞いてください!
1〜3年のうちは国家試験対策をする必要はないと思います。
それはなぜか?具体的な理由は以下の3つです。
- 集中力が持続しない
- 記憶する時期は受験日に近いほど有利
- 何がどう変化するかわからない
それぞれ少しだけ詳しく解説していこうと思います。
理由① 集中力が持続しない
勉強を少しずつでもコツコツ続けられる人の場合話は別ですが、9割の人は1年以上先のイベント(受験)のためにモチベーションを維持することは難しいと思います。
ですので、基本的には勉強を始める最も早い時期で4年生の4月です。
個人的には、それでも人によっては少し早いかなと思うくらいです!
自分の性格や集中できる期間など、その人の特徴に合わせたスタート時期というものがありますので、それらについて詳しく書いた記事を是非参考にしてみてはいかがでしょうか?
理由② 記憶する時期は受験日に近いほど有利
二つ目の理由は記憶するタイミングに関してです。
例えば3年生の夏休みに覚えたことと、国家試験の受験開始1分前に覚えたことでは、1分前に覚えたことの方が確実に思い出すことができます。
このように、試験日に近ければ近いほど記憶したことを思い出せる確率が上がりますので、やはり4年生になってから徐々に知識をつけていった方が良いでしょう!
『勉強時間の増やし方』について解説した記事を貼っておきますので是非ご覧ください!
理由③ 何がどう変化するかわからない
そして3つ目の理由は、変化に対応するためです!
この『変化』とは、管理栄養士国家試験そのものを指す場合もあれば、世の中の変化を指す場合もあります。
例えば、ここ数年で管理栄養士国家試験は応用問題の割合が増え、より実践に近い知識が問われるようになりましたね!
このように、試験の形や問題の構成、問われ方など常に変化していくものです。
ですので、ある程度その変化がどのようなものなのか正体がわかってから対策する方が賢いと思います。
おそらくですが、そういった大きな変更点などは試験の半年前までには発表されるケースが多いので、そのくらいの時期から対策する方がベター!
実際にクエスチョンバンクなどの参考書も、そのような変化に対応できるよう夏に新年度号が発売開始されます。
また、2011年の東日本大震災や2020年の新型コロナウィルスの影響などのように、このご時世いつ何が起こるかわかりません。
受験を取り巻く環境が一夜にして大きく変化することもあります。
ですので、1年生や2年生から勉強を始めるよりは、受験そのものがある程度近い未来になってから勉強を始めた方が良いかと思います。
まずは目の前の授業に集中し、ちゃんと記憶しよう!
では1〜3年生はどういったことを4年生までにすれば良いのでしょうか?
それは『授業をしっかり受ける』この一言に尽きます。
授業をしっかり受けて、それを日々復習し長期記憶にインプットしておけば、4年生になってから慌てるなんてことはありません。
なぜなら、管理栄養士の国家試験というのは、管理栄養士養成課程で学んだことの中からしか出題されないからです。
しかし、なぜ受験生の多くが試験半年前になって慌て始めるのでしょうか?
それは、これまでの授業内容がこの『長期記憶』にインプットされていないからです。
ではなぜ長期記憶にインプットされていないのでしょうか?
毎学期末に行われるテストや試験勉強において、試験前に一夜漬けで詰め込み作業をし『短期記憶』で勝負してしまうからです。
短期記憶とは読んで字のごとく、数日で忘れてしまう記憶です。
試験の時は覚えていても、試験が終わり長期休暇に入った途端全て記憶が消し去られていきます・・・
これを1〜3年生までずっと続けるとどうなってしまうでしょうか?
ほとんど長期記憶にインプットされていない状態で勉強をスタートしないけいけませんので、慌ててしまうというわけです。
当時の私がまさにその状態でした!笑
この記事を読んでくれているあなたはちゃんと気をつけてくださいね♪
どうやって記憶すれば良いの?
では1〜3年生がどのように授業を受け、どのように記憶すれば良いかお伝えします。
めちゃめちゃシンプルで、以下の2つを意識すればあとは大丈夫です!
- 授業は必ず復習する
- 覚えた内容をアウトプットする
一つ目の復習することに関しては特に説明はいらないと思います。
二つ目のアウトプットに関しては、友達に説明できるようにしたり、長期休暇で実家に帰った時に両親に『こんなこと勉強してるんだよ!』と覚えたことをわかりやすく伝えるのなんかも効果的ですね!
私たちの職業は、社会に出ると『栄養学を知らない人』に伝えることがほぼ100%です。
ですので、栄養学についてあまりよく知らない人に上手に説明できるというの能力は、とても重要なものになります。
こうして日々伝える(アウトプットする)練習をしておくだけでも、自分の知識レベルは上がりますし、伝える力もUPしますので一石二鳥ですね!
つまり、授業というのはアウトプットする前提でインプットするということです!
1〜3年生の皆さんに絶対にして欲しくないのは、授業を国家試験対策のために受ける!ということです。
『ここどうせ国試に出ないからいいや〜』と、このような姿勢で授業に取り組むことは、とてももったいないので辞めましょう!
無駄なことや、無駄な経験なんて何一つありません。
大学で学ぶ全てをしっかりと身につけるつもりで授業に取り組みましょう!
どんな授業も、どんな経験も、必ず将来あなたの役に立つはずです。
その一つ一つ積み重ねが、将来あなたが大切に思う人を救う何か役立つものになるかも知れません。
そう思って大事に時間を過ごしてくださいね♪
遊びも含めて様々な経験をしよう!
大学生活は、勉強も大事ですがそれ以外のことも全力で取り組みましょう!
遊び、恋愛、趣味など、その一つ一つがあなたを魅力的な人にしてくれます。
社会に出ると基本的には年齢は関係なく、みんなが横並びの『栄養のプロ』として相手と接していかないといけません。
患者さんやお客様、クライアントさんから見れば、あなたが社会人何年生か?は関係なく、ただ『管理栄養士の◯◯さん』という見方をされるからです。
やはりこうなった時に、あなたの人間性であったり、あなたが人としてどれだけ魅力的か?そういった部分がものすごく大きくなってきます。
『◯◯さんだから本当こと言うけどね!』『◯◯さんが言うなら信用してやってみるわ!』
このように相手から信頼される管理栄養士さんになるためにも、たくさん勉強し、たくさん遊んで、たくさんの経験をしていく中で、人としての幅を広げてほしいと思います!