【2022年卒】新型コロナの就活への影響と学生がすべき対策と準備
こんにちは!
管理栄養士のサルーです♪
今回は、コロナ禍の就活が不安な就活生に、少しでも希望をもってもらおうと記事を書いてみました!
2022年卒の就活を進めていくにあたり、このような不安はありませんか?
『今年の就活はどうなるのか。』
『私は内定を勝ち取れるのか。』
そんな不安を少しでも取り除くため、この記事を読むと次のことがわかるようになっています♪
[box class=”yellow_box”]- 本当に就職氷河期の再来なのか?
- 例年とどのように変わるのか?
- 学生の悩みと対策とは?
- 2022年卒の就活は個人差が大きくなる?
- どのようなマインドで挑むべきか?
少しでも、コロナ禍での就活の不安が軽くなれば嬉しいです♪
それでは早速みていきましょう!
目次
2022年卒は就職氷河期の再来?
ネットで『2022年卒 就活』などと検索すると、次のような関連ワードが並びます。
[box class=”yellow_box”]- 『就職氷河期』
- 『就職難』
このように、今年は新型コロナウィルスの影響を受けて、就活が困難を極めると囁かれています。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
少し過去の世代の就活を振り返ってみましょう!
就職氷河期はバブル崩壊後に始まる
就職氷河期とは、バブルが崩壊した後に就職活動を行った時期に対して使われる言葉で、1991年〜2005年頃に社会人になった世代が該当します。
2020年現在、主に40代以上の皆さんがその世代に当てはまります!
この時代の有効求人倍率は『1』を切り、仕事を求める人1人に対して、求人が1つないということになります。
有効求人倍率とは、例えばその倍率が『2』の時に就職活動をすれば、1人あたり2社から内定を頂けるといったイメージです!
つまり、当時の就活生は、平均すると1人あたり1社も内定がもらえないくらい求人が少なかったということです・・・
第2の就職氷河期
一度は景気が徐々に回復し、有効求人倍率も少しずつ上がっていきましたが、2008年に起きたリーマンショックによって再び就職氷河期が訪れます。
世代でいうと2009年〜2013年卒くらいが、第2の就職氷河期に当てはまります。
私はちょうどこの頃に就活をしていました。
バブル崩壊後の就職氷河期まではいかなくても、プチ就職氷河期といったところでしょうか・・・
そして、2012年の年末に『第二次安倍政権』が誕生し、アベノミクス効果もあって第2の就職氷河期は終結しました。
コロナ禍の就活はどうか?
では、2022年卒の就活の場合はどうなのでしょうか?
確かに、2021年卒の求人数よりも2022年卒の求人数の方が少なくなるのは避けられないと思います!
各業界・企業の経営が悪化し、さらには採用や選考活動が実施しにくくなることで、学生の動きも悪くなります。
その結果『今年は新卒採用を辞めよう!』となる企業も出てくることで、求人数が減っていく可能性は非常に高いです!
ただ、有効求人倍率だけを見ると2020年現在、『1』をはるかに上回っており、完全に『売り手市場』になっているということがわかります。
つまり、確かにここ数年に比べると大変なのは間違いないが、2000年代の就職氷河期と比較すると『そこまで〝悲惨な状況〟ではない!』ということです。
例年通りにはいかないコロナ禍の就活
悲惨な状況ではない!と言いつつも、〝就職活動のしにくさ〟という意味では、2021年卒・2022年卒の就活生は本当に大変な時期の就活となってしまいました。
ただ、2021年卒の就活生に限っては、緊急事態宣言前や自粛要請が相次ぐ前に、内々定・内定をもらっていた人も少なくないでしょう。
そういった意味では、コロナの影響がなかった学生も一定の割合でいることも事実です。
しかし、2022年卒はそうはいきません。
この年に就活する全員が大きな影響を受けることでしょう。
その理由は大きいく2つです。
[box class=”yellow_box”]- 感染防止対策など採用が上手く進まない
- 売上げ減少による採用の取りやめ
少しだけ詳しく見ていきましょう!
コロナ禍の選考の変化
企業側とすれば『自社の選考でクラスターが発生なんてしたら・・・』という思いは当然あるはず。
ですので、最大限のリスク管理をすることは間違いありません。
クラスターが発生なんてしてしまったら『管理能力が低い会社』と烙印を押されてしまいますので・・・
つまり、例年では普通に行われていた採用方法も、その仕様が大きく変わったり、いわゆる〝普通の就活スタイル〟ではなくなる可能性が高くなります。
実際に、2021年卒の就活の時点で様々な変化が見られています。
リアルでの接触の機会が中止となり、その多くがWebでの説明会、面接などに変わっているのです。
中には、一次面接から最終面接まで全てWebで行なっている会社もあるようです。
さらには、SNSなどを利用して企業と学生が直接やり取りをする中で、お互いにコンタクトを取っていくなんて方法も広がっていくかもしれません!
同じように、インターンシップなども〝Webインターン〟というものが出てきたり、これまでのインターンシップの在り方自体が大きく変わりつつあります!
採用自体を中止する企業も!
2021年卒の就活では、2019年度までの売り上げがベースになっているので、採用人数は例年通りだったところも多いと思います。
しかし、2020年は業界や企業によって、大きく売上げが下がったところも多いでしょう。
その影響で、『今年は採用しない方針で。』というような企業が出てきても、おかしくありません。
売上げが下がれば、当たり前ですが人件費も削減せざるを得ません。
1年だけならまだしも、コロナが落ち着く2,3年は新卒の社員を採用しないなんて企業も出てきます。
このように【2022年卒】は、例年の就活とは〝明らかに違う〟ことは確かですので、〝覚悟〟や〝準備〟を怠らず臨みましょう!
【2022年卒】コロナ禍の就活生の悩みとは?
コロナ禍において『大学生』は、最もその影響を受けた人たちなのではないかと思います。
学校が休校になったり、バイト先が営業自粛になったり、実家にすら帰れなかったりと・・・
そんな中でも訪れる就職活動。
就活生達は、どのような悩みがあるのでしょうか?
こちらにまとめてみました!
[box class=”yellow_box”]- コロナの影響で就活の全体像が把握できない
- 大学に行けず、友人などとの情報交換ができない
- インターンシップなどが中止になった
- 大学での活動、ゼミ、部活、バイト、サークルなど、自粛が続きPRポイントを失った
- バイトができず、就活に必要な資金が足りない
このように、これまで〝当たり前〟にできていたことが、ある日突然当たり前ではなくなってしまいました。
しかし、条件は皆同じ。
自分ができる〝対策〟を徹底して就職活動に取り組みましょう!
例えば、これらの悩みに対してできることは次の通りです。
[box class=”blue_box”]- 全体像が把握できない → こまめに最新情報をチェックする
- 情報交換ができない →SNSやオンラインを有効利用する
- インターンシップが中止 →企業が主催するオンラインイベントに参加する
- PRポイントを失った →これから新たに作る(コロナ禍だから◯◯を始めました!のように。)
- 就活資金が足りない →親などを頼る(消費者金融はダメ絶対!)
このように、知恵を絞れば全てピンチをチャンスに変えることはできます。
是非〝今の自分には何ができるか?〟を何度も問いかけ、考え、行動していきましょう!
コロナ禍の就活は行動した人が生き残る
コロナ禍の就職活動は誰もが未経験で、先行きが不透明。
ですので、悩むのが当たり前です。
しかし、いつまでも悩んで行動しないわけにもいきません。
そうしているうちに、周りの学生は行動しているからです!
例えば、オンラインの就活イベントなど、『私はアナログ人間だから・・・』と避けたりしていませんか?
今後、多くの企業がオンラインでの選考になっていく可能性は非常に高くなります。
このような状況の中、行動しないでいると取り残されてしまいますので、勇気を持って一歩踏み出してみましょう!
また、このご時世だから危機感を持って〝行動〟している人も増えています!
危機感が行動の原動力
未曾有の事態となった2020年、本当に何もかもが〝今まで通り〟にいかなくなりました。
そんな中、このご時世への危機感故に、積極的に行動している人もいます!
[box class=”blue_box”]- 早期から情報収拾を徹底している
- 早めに自己分析や業界研究を行い面接に備えている
- すでに中小企業など数社の選考を受けている
- 自分でインターン先を見つけている
- SNSを使って就活をしている
こういった人たちを突き動かしているのは〝不安〟や〝先行きの不透明さ〟など、意外とネガティブな感情だったりします。
どうなるかわからないからこそ行動する。
みんなが行動していないからこそ行動する。
こうして自分の適職を、いわば〝先取り〟する形で見つけていくのです!
これからの時代は、コロナなしでは考えられない〝withコロナ〟の考え方が当たり前になるかもしれません。
ですので、まずは恐れず一歩だけでも行動してみましょう!
コロナ禍だから始まった企業の取り組み
このご時世ですので、大人数が集まる合同説明会や会社説明会を実施に至るのは、非常に難しいと予想できます。
そこで、企業としても学生と繋がれるオンラインでのサービスを始めているところも少なくありません!
私の知り合いの薬剤師さんは、薬剤師を目指す学生さんたちのためにオンラインで合同説明会を実施していました!
薬剤師の学生を募集する企業を募って、オンラインで一社一社説明会を行っていく。そんな取り組みです。
このように、調べれば〝就活のオンラインサービス〟が意外と多く実施されていますので、情報感度を高めておく必要があるでしょう!
コロナ禍という逆境をチャンスに!
嘆いても、叫んでも、この状況が変わることはありません。
ですので、『この逆境をチャンスに変えたり、楽しんだりしたもん勝ち!』くらいのプラス思考でいきましょう!
この状況の中で就活を乗り切れば、今後の様々な場面で対応する力がつくと思います。
どんなことが起きても、自分の意思と行動でやってやるんだ!という覚悟も生まれるかもしれません!
また、どんなに就活がやりにくくなっても『欲しい人材』は、多くの企業から必要とされます。
ですので、そのような人材になるべく、今から自分磨きをするのも決して遅くはありません!
人生において、人間がどう足掻いても勝てない〝大きな外力〟が働く時があります。
自然災害や震災もそうですし、バブル崩壊やリーマン・ショックなどの経済的な打撃、今回の世界的な感染症もその一つです。
2022年のこれまでの状況は、就活生であるあなたはもちろん、採用する企業側としても前代未聞の出来事です。
この状況の中、どのようにして就活を進めれば良いかわからない学生がいる一方で、どのように学生と接点をもてば良いかわからないという企業もあります。
ですので、今できることを探しながら、それを一生懸命続けていくことで必ず光が見えてくるはずです!
[box class=”blue_box”]- 情報は絶対にこまめにチェックする
- 気になる会社の選考は必ず参加する
- コロナで生まれた時間で自分を磨く
- 自己分析や業界研究だけは怠らない
- ESや面接の対策を万全にしておく
このように、今できることを自分の頭で考えながら、最大限努力を積み重ねていきましょう!
最後は結局やるしかない!
就活生が新型コロナウィルスによって大きな影響を受けていることは事実ですが、どんな状況であっても最後は〝将来の自分のため〟にやるしかないんです!
一つ上の先輩である【2021年卒】の就活生は、今現在もコロナ禍の中、必死に行動しています。
また、同じ学年の学生たちは、全く同じ環境でのスタートです!
将来自分の好きな仕事に就いたり、いつか巡り会う愛する家族のためにも踏ん張りどころです!
行動した先には、必ず新たな出会いがありますので、どうかこのコロナ禍の就職活動を乗り切ってください。
〝今置かれた環境でベストを尽くす!〟
この言葉がコロナ禍の就活の支えになると思います。
この記事にたどり着いたあなたが、どうか素敵な1社と巡り合えますように。