管理栄養士の国家試験対策を始めた時の私の成績やライフスタイルとは?
こんにちは!
管理栄養士のサルーです♪
今回は、学生当時の私の話をします!
具体的には次のとおりです。
- 勉強を始める前の点数や成績
- 勉強を始めてからの生活リズム
- 国試対策に費やした時間
国試の勉強を始める前は、本当にひどい生活していました・・・
できるだけ、あなたが知りたいポイントに絞って書いていきたいと思います♪
それでは早速みていきましょう!
目次
『お前には受験させない。』ここから全てが始まった!
『お前には国試は受けさせない!』
私が国家試験の勉強を本気で始めたきっかけの一つは、ある先生のこの一言でした。
とある夏の日、アルバイトを終えるとスマホに一件の電話が入っていました。
私が所属するゼミの先生からです。
こんなこと初めてだったので折り返しの電話をかけてみることに・・・
何かありました?
サルー
お前今何しているんだ?今すぐゼミ室へ来い!
ゼミの先生
そう一言だけ告げられました。
こんな時間に学校ってあいているのか?そんなことを思いながら真っ暗な大学へ・・・
ゼミ室に到着すると、先生はとてもお怒りの様子でした・・・
お前、授業中◯◯先生に怒られたんだってな!
ゼミの先生
あ、はい。
サルー
今日の会議で、お前は授業態度があまりにひどいから、国試は受けさせないって言ってたぞ!
ゼミの先生
そうなんですか?
サルー
とりあえず、明日学校着いたら朝一◯◯先生に謝って来い!
ゼミの先生
わかりました。
サルー
こんな感じの会話だったと記憶しています。
◯◯先生は、学科を取り仕切る偉い先生です!
当時の私は成績も悪かったですし、授業中に友達とよく喋っていました・・・
模試の点数は200点満点中85点でクラスの後ろから数えた方が早かったですし、特にその◯◯先生の授業で怒られることが多かったです・・・
今考えてみれば、『アイツには国試を受けさせない!』そう言われてしまっても仕方ない生活をしていたと思います。
私の大学では、明らかに合格にできそうにない人には国試を受けさせない措置、いわゆる『足切り』がありました。(今もあるのかな?)
その一人として候補に挙がったわけです!笑
翌日、◯◯先生のゼミ室へ向かい謝罪しました。
- 今後は態度を改めて誠心誠意、真剣に授業を取り組むこと
- 次の模試で『国試対策も頑張っているな!』と結果で証明すること
以上2点を約束し、なんとかもう一度だけチャンスをいただいた次第でございます。笑
これが夏休み前の出来事でした。
夏休みに入り就職内定先の会社にてフルタイムで働き始める
期末験も終わり、大学生活最後の夏休み!
周りのみんなは『海だ〜山だ〜、国内旅行だ〜海外旅行だ〜、彼氏だ〜彼女だ〜』と、スーパー思い出づくりモードです♪
そりゃそうですよ!最後の夏休みですから♪
しかし、私が選んだのは『仕事』でした。
私は大学1年生の頃から、将来は自分で仕事を作って働くと決めていたので、早く社会人になりたくて仕方ありませんでした。
そこで、夏休みに入るとすぐに内定先の会社にお願いして、週5日フルタイムで働きました。
とにかく、仕事を早く覚えたかったのです。
こうしてあっという間に夏休みは終わりました。
もちろん国家試験に関する勉強時間は0です!
久しぶりに会った友達は、みんな肌が焼け健康的な見た目になり、就活が終わったのか髪の色が明るくなっていたのが印象的でした!
後期が始まり、いよいよ国家試験へ本気モード!
私が国家試験を受験できるようになるには、次の模試で結果を出さなければいけません。
記憶が定かではありませんが、後期開始のオリエンテーションが9月28日で、次の全国模試が11月11日だった気がします。
模試の当日は、女子たちがポッキーとかプリッツとかを持ってきて交換していたような気がするので、おそらく合っているはずです・・・!
9月28日〜11月11日でちょうど45日間ですね!
オリエンテーション終了後の帰り道、その足で私は本屋さんに向かい、本を買い漁りました。
内容は、【勉強法】【記憶法】【試験合格法】などのタイトルがつくものです。
その後、近くの図書館でも全く同じような感じで本を借り、自転車に詰め込んで帰宅しました。
『勉強のための勉強』が始まったのです。
なぜ私は最初に『勉強のための勉強』をしたのか?
大学最後の夏休みもあと少しで終わるという頃、会社の内定者(同期)が全員集まる研修会で〝山登り〟というものがありました。
社長が先頭を歩き、内定者がその後ろについてひたすら山を登っていくスタイルです。
私はどうしても社長の話が聞きたくて、真後ろのポジションをゲットし、一緒に山を登りました。
大学の話、友達の話、家族の話、野球の話、将来の夢など、色々な話をさせていただいたのですが、
その時の会話の中で、社長が『もし君が次の全国模試で1位をとれたら、銀座久兵衛(超高級寿司店)に連れて行ってあげるよ!』と約束してくれました!
社長、高級寿司とかマジっすか?ご馳走様です!
サルー
こうして、単純な私の心に火が付きました!
世界仰天ニュースという番組の『ダイエットの神様が降りてきた〜〜〜〜〜〜〜!』みたいな感覚です!笑
しかし、日にちを逆算してみると、次の模試まで2ヶ月もありません・・・
全国1位というのは、残りの日数死ぬ気で勉強したとしても到底届かないような目標でした。
ただ闇雲に勉強しても全国模試で1位は絶対に無理そうなので、まずは効率的な勉強法を学ぼうという考えに至ったわけです!
こういった経緯があり、まずは『勉強のために勉強』を始めることにしました。
今冷静になって考えてみれば、社長は絶対に無理だとわかっていて約束したんだと思います!笑
当時の1週間のスケジュール
次に、当時のスケジュールについて紹介します。
曜日 | 生活 |
月曜日 | 仕事(12:00〜21:30) |
火曜日 | 大学 → バイト(17:00〜23:00) |
水曜日 | 仕事(12:00〜21:30) |
木曜日 | 大学 → OFF |
金曜日 | 仕事(12:00〜21:30) |
土曜日 | 仕事(12:00〜21:30) |
日曜日 | 仕事(12:00〜21:30) |
このように、月・水・金・土・日曜日は、都内にてフルタイムで仕事でした。
月・水・金・土・日のスケジュール
学生当時、私は横浜のはずれに住んでおり、働いていた勤務地が渋谷でしたので、片道約1時間かけて毎日出勤していました。
ですので、仕事の日は出勤の往復2時間の電車内と、それ以外の3時間の計5時間を勉強時間として確保していました。
火曜日
火曜日は学校の授業+アルバイトという大まかなスケジュールです。
朝9時〜授業で、8時には学校があいています。
まず7時半に家を出て、30分歩いて勉強しながら登校し、さらに学校に着いたら誰もいない中庭のベンチで1時間勉強。
授業を受け、空いた隙間時間で国試の勉強です。
授業内容が国試に特化している場合は、1日で6〜8時間は勉強できていたと思います。
16時半に学校が終わり、17時〜23時までアルバイトをし、帰宅して少し復習して寝る。
火曜日はこんな感じのスケジュールでした。
木曜日
火曜日と同じように朝早く学校へ行き勉強。
授業終了後は、カフェやファミレス、フードコートなどにこもって24時まで猛勉強していました。
1週間で唯一がっつり勉強できる日が木曜日でしたので、授業も含めると1日で15時間近く勉強していたかもしれません。
このように木曜日で一気に進める感じでした。
曜日 | 勉強時間 |
月曜日 | 5時間 |
火曜日 | 6時間 |
水曜日 | 5時間 |
木曜日 | 15時間 |
金曜日 | 5時間 |
土曜日 | 5時間 |
日曜日 | 5時間 |
合計 | 46時間 |
こんな感じで、1週間のトータル勉強時間はザッと合計約46時間。
45日間で約300時間勉強したことになります。
模試当日、そして結果は?
模試の当日は仕事もお休みをいただき、体調も万全な状態で臨ことができました!
こうして、私の45日間にわたる本気の国試対策は終わりました。
待つこと数週間・・・
結果は・・・175点、全国10位・・・
高級寿司・・・おわた・・・。
もちろん、社長との約束を果たせず、銀座久兵衛の夢ははかなく散りました・・・(つД`)ノ
本気で全国1位を取って銀座久兵衛にお寿司を食べに行くイメージトレーニングを毎日していたので、本当に悔しかったのを覚えています。
そして後日、社長と会う機会があり結果を報告すると、社長は少し安心した顔をしていました!笑
(おそらく私がここまで本気で勉強すると思っていなかったんだと思います。笑)
その時の表情がとても印象的で、今でも鮮明に覚えています!
もちろん、学校の先生にも約束通り結果で示したので、国試の受験資格も得ることができました笑
以上が私の人生で最も勉強した45日間にまつわる話でした!