(管理)栄養士を目指す学生は【飲食業】でのバイトがおすすめな3つの理由
こんにちは!
管理栄養士のサルーです♪
今回は、栄養士・管理栄養士を目指す学生のアルバイトとしてオススメの職種について解説します♪
お金を稼ぎながらスキルも身に付けたい!という学生必見の記事となっています!
この記事を最後まで読むと、次のことがわかります♪
[box class=”yellow_box”]- 飲食業のバイトをおすすめする理由
- 働きながら〝生きた学びをする〟とはどういうことか?
是非、アルバイト選びの参考にしてみてください。
それでは早速みていきましょう!
目次
(管理)栄養士を目指す学生は【飲食業】でのバイトがおすすめな3つの理由
栄養学を学ぶ学生は、飲食関係のバイトを見つけると良いでしょう♪
その理由は次の3つです!
[box class=”yellow_box”]- 食品に触れる機会が多い
- 調理師免許を取得できる
- 食費が浮く
それぞれ詳しく解説していきましょう!
飲食業でバイトすべき理由① 食品に触れる機会が多い
飲食業でアルバイトをすべき一つ目の理由は、食品に触れる機会が多いということです。
栄養士や管理栄養士の仕事は、当たり前ですが〝食品〟なしではできません。
どういった食品に、どのような栄養素がどのくらい含まれており、どういった具合で調理し、どのくらい食べれば良いのか?
こういったことがスラスラと出てこないといけません。
特に病院などの医療施設で栄養指導を担当している栄養士・管理栄養士さん。
スポーツ選手のサポートをしている栄養士・管理栄養士さんなどは、こういったことも重要なスキルの一つになります。
ですので、少しでも食品に触れる機会が多い方が、食品について理解を深める時間が多くなり、社会に出た時に役立つでしょう。
私のバイトでの実体験
私は学生時代、焼肉屋さんとしゃぶしゃぶ屋さんでアルバイトをしていました。
1年生の最初の頃は、色々なアルバイトをしながら最終的にしゃぶしゃぶ屋さんに落ち着いたのですが、本当に学ぶことが多かったです。
例えば、季節によって変わるメニューに合わせた野菜。
どういった季節に旬がきて、美味しさや価格がどのように変わるのか。
切り方一つでどのように食感や味が変わるのか?
お客さんは、何を好んで食べるのか?
こういった様々な視点を、学校で学んだ学問的な視点とすり合わせながら、色々と自分でも勉強しました。
各食材に含まれる栄養素や、切り方、保存方法、レシピなど、大学とバイトを行き来する中で、疑問が出てくれば書籍などで調べる。
このような〝生きた学び〟をしたことで、社会に出てからたくさんのシーンで役立ちました。
健康食品を販売した際は、『このサプリに含まれる栄養素は◯◯に多く含まれていて、このくらい食べると摂れますよ!』とアドバイスしたり、
病院で栄養指導した際は、『◯◯の料理の中に、この野菜を少し入れると、エネルギーを抑えながら美味しく食べられますよ!』と具体的な提案したり、
スポーツ選手にアドバイスした際は、『今は◯◯が旬の季節で価格も安いで、試合後のリカバリーのために是非意識して摂取してみてください!』と、伝えたりできます。
これらは全て、学生の頃にアルバイトをして食材に触れながら、栄養学という学問を自分なりにテーマを持って深く探求した結果です!
アルバイトは、ただお金を稼ぐために働くのももちろんOK!
しかし、せっかく食品を扱う専門の有資格者になるわけですので、あなたなりの視点で食品についての知識や理解を深めていきましょう♪
4年間この意識をもってバイトをした人とそうでない人では、社会に出た時に雲泥の差になっています。
〝生きた学び〟というのは、こういったところにあるのです!
飲食業の仕事は栄養のことだけが学べるわけではない
例えば、あなたがオシャレなバーで働いたとしましょう!
そこには、たくさんのお酒が壁一面に広がっています。
お酒にはたくさんの種類があり、それを働きながら学んでも良いでしょう♪
基本的にお酒は次のように分類されます。
[box class=”yellow_box”]- 醸造酒 → ワイン、ビール、日本酒など
- 蒸留酒 → 焼酎、ウィスキー、ブランデー、ウォッカなど
- 混成酒 → カクテル、リキュール類、合成清酒、みりんなど
これらそれぞれのお酒において、作る環境、土地、季節、製法などによって、違った味わいが生まれますし、合う料理なども変わってきます。
ビールは、大麦を原料とし、そのデンプンをアミラーゼによって糖化して作られます。
その過程で、ホップの抽出物と酵母を加えて発酵させていくのですが、その発酵方法によってピルスナーやエールビールのように、種類が変わってきます。
また、大麦の種類や発芽させる程度、熱負荷をかける時間、煮沸する回数などによって、ビールそのものの色や味、香りなどが変わってくるのです!
こういったことを、大学で習う〝食品学〟と一緒に、バイトで働きながら学んでいくのも素晴らしいですね♪
また、お酒のラベルのデザインや、料理との合わせ方、魅せ方など、フードデザイナー視点で学んでいくのもとても面白いです♪
年配の男性でお酒が好きな人はとても多いので、就職活動や就職先でお酒の話になった時に一目置かれる存在になるかもしれません!
例えば、あなたがカフェで働いていたとしても、たくさん学べることが多いでしょう♪
コーヒー豆は、ロブスタ種、リベリカ種、アラビカ種と、大きく分類することができ、世界各地で様々なコーヒー豆が栽培されています。
豆のそのものの特徴によって、焙煎の仕方、入れ方など、それぞれ一番美味しく飲める方法は変わってきますし、そういった視点を持って働くのも良いでしょう!
また、カフェは〝接客ありき〟のビジネスモデルですので、お客様と関わる中で、コミュニケーションのトレーニングにもなるでしょう♪
これらのように、せっかく食品に触れる機会があるバイトをするのであれば、大学で学ぶ学問にリンクさせた形で学んでほしいと思います!
それだけでなく、自分が興味のある分野や事柄に関して、少しだけ自ら調べるような習慣を是非身につけてほしいです。
是非アルバイトをする際は、飲食業の仕事を選んでみましょう♪
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飲食業でバイトすべき理由② 調理師免許を取得できる
栄養士・管理栄養士を目指す人の中には、もしかすると『調理師免許もほしい!』と考えている人もいるのではないでしょうか?
そういった場合は、飲食店で2年間調理を経験することで、資格を受けられる権利が得られます♪
詳しくはこちらの記事をご覧ください!
[box class=”yellow_box” title=”合わせて読みたい記事”] [/box]せっかくアルバイトをするなら、こういった資格が取れるような働き方をするのも賢い選択です♪
調理師免許を取得しただけで、何か就職などにメリットがあるかと言われたら難しい点もありますが、自分のスキルアップのために取得しておいて損はないでしょう!
例えば独立した際など、自分が作って何かを提供する場面に出くわすかもしれませんし、そういった時にバイト時代の経験が活かされます!
もし、あなたが〝調理師免許の取得〟を志望する場合は、そのお店のキッチン業務が調理師免許のための実務経験となるのか事前に調べたり聞いたりしてみましょう♪
是非アルバイトをする際は、飲食業の仕事を選んでみましょう♪
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飲食業でバイトすべき理由③ 食費が浮く
これは、学問とはあまり関係ありませんが、最もメリットが大きい理由です!
私自身も飲食業のアルバイトを4年間続けましたが、この〝食費が浮く〟というのが純粋に一番ありがたかったです・・・笑
週5日以上必ず出勤していましたが、その都度まかないを食べていたので、食費(昼食の学食代抜き)は毎月約3000円くらいでした。
その当時の食費の内訳がこちら!
朝昼夕食 | 内容 | 単価 | 合計金額 |
朝食 | 食べない | 0円 | 0円 |
昼食(平日) | 学食(20日) | 450円 | 9000円 |
昼食(休日) | 自炊(8日) | 200円 | 1600円 |
夜食(バイト有) | しゃぶしゃぶ(20日) | 0円 | 0円 |
夜食(バイト無) | 自炊(8日) | 200円 | 1600円 |
合計 | 12200円 |
2017年に総務省が行なった家計調査によると、一人暮らしの食費の平均は1ヶ月で約4万円(39,649円)です。
この中には外食費が、約1万円(10,897円)含まれているので、単純に食費だけをみると約3万円となります。
私の学生当時の食費と比較すると、1万8000円も節約していたことになります!
年間で21万6000円、4年間で86万4000円も食費を浮かすことができたという計算です。
恐るべし〝まかない〟
さらには、しゃぶしゃぶで使う野菜の種類も豊富にあり、バランスを考えて食べていたので、アルバイトを始めてから卒業するまで一度も風邪を引きませんでした!
お金を稼げて、仕事も色々覚えられて、食費も浮いちゃう!
やはり飲食店でのアルバイトは一石二鳥どころか、一石三鳥ですね♪
是非アルバイトをする際は、飲食業の仕事を選んでみましょう♪
[box class=”yellow_box” title=”バイト探しはこちら”]- ▶︎▶︎マッハバイト
飲食業でも◯◯な人には居酒屋はオススメしない
飲食業といっても、個人的には居酒屋はオススメしません。
その理由は、生活リズムが夜型になるからです。
居酒屋は深夜に働くことが多く、どうしても朝起きられなくなってしまう人もいます。
私の友人でも、何人もの居酒屋アルバイターが1限目の単位を落とし、中にはそのまま大学を辞めて行ってしまった人もいます。
居酒屋は時給が高く稼げるバイトの一つではありますが、次の計算を簡単にできるようになりましょう!
例えば、あなたは私立大学に通っていたとします。
私立大学の学費の平均値は4年間で約520万円となります。
管理栄養士に必要な単位数は約130単位です。
520万円を単位数で割ると、1単位あたり約4万円になります。
1つの授業は2単位ですので、8万円。
各授業15回ずつ講義が行われると考えると、授業一回あたり5300円くらいになります♪
仮に居酒屋の1回のバイトで4時間働いて5000円稼いだとしましょう!
しかし、バイトをした翌日の1限に起きれず休んでしまうと、1回分の授業代である5300円をドブに捨てることになります。
基本的に大学の単位は、1つの授業につき5回休んでしまうと単位が取得できなくなるので、1回分の休みの損失は実質1万6000円です!
それだけでなく、管理栄養士になるために必要な知識も得ることができません・・・
こういった小さな積み重ねが〝臨地実習への参加〟や〝国家試験を受験するための足切り〟などに影響してきます・・・
必要な単位を1つだけ落としたがために、実習に参加できなかったり、国試を受けられなかったりする人が毎年どれだけいるか・・・
どうでしょうか?
いかに大学の授業をアルバイトが原因で休むことが愚かなことか理解できたと思います。
もちろん、深夜遅くまで働いても1限から授業に出席できて、かつ集中して授業を受けることができれる〝寝不足に強い人〟であれば大丈夫です!
あなたの生活リズムに合いそうなシフトで働ける仕事を探しましょう♪
まとめ
それでは、この記事の内容をまとめます!
[box class=”yellow_box”]- (管理)栄養士を目指す学生には飲食業のバイトがおすすめな理由は3つ
- 食品に触れる機会が多い
- 調理師免許を取得できる
- 食費が浮く
- 朝が弱い人には居酒屋でのバイトはおすすめしない
以上です。
是非、バイト探しの参考にしてみてください♪