行ける大学は一つもないので進学先は運にお任せ! 志望校を決めた驚きの方法とは?
『今から頑張って勉強して、大学行って栄養学を学ぶんだ!』
このように決意したのもつかの間、当時の私に進学できる大学なんて一つもありません・・・
では、そのような状況でどのように志望校を決めたのでしょうか?
今回は、そんな話をしたいと思います!
クラスの全員が志望校を口にする中、私は行ける大学なんて一つもない状態でしたので、正直入れればどこでもよいと思っていました。
大学を選ぶ実力・学力がある人は、『◯◯大学の◯◯学部に入りたいんだ〜』なんて言えますが、勉強を高校3年間全くしてこなかった私にはそれができません。
受験勉強を始めた頃に受けた模試の結果では、栄養学が学べる大学に関して全て最低ランクの判定となりました。(多分Eとかだったような気がします。)
そこで、受験する大学は運に任せることにしたのです!
当時、関東圏に男子が通える管理栄養士養成施設はほとんどありませんでした。
栄養学を学べる大学の多くは女子大で、男子が行ける大学は数える程しかなかったと記憶しています。
そこで私は、先生にお願いして『地元茨城県以外の管理栄養士養成施設リスト』を作成してもらいました!(ある理由で絶対に実家を出たかったんです。)
早速、そのリストの中からランダムで選び、受験する大学を決めました。
パラパラとリストをめくり、目を閉じた状態でストップしたページに記載されている大学を受験するシステムです!笑
パラパラパラパラ・・・ストップ!!!
目を開けると、そこに1校の大学が載っていました。
その大学こそ、のちの私の母校となる神奈川県横浜市にある大学です。
『ここに受かれば都会に出れる!』と、田舎者の私はモチベーションがめちゃくちゃ上がりました!
こうして、はれて志望校が決まり担任の先生に報告することができました!
その大学の入試情報を調べてみると、意外にも多くの入学方法があるということがわかりました。
- センター試験利用・・・センター試験で一定水準の点数を取る
- 一般入試(数種類)・・・大学独自の試験において一定水準の点数を取る
- 推薦入試(数種類)・・・高校での成績+面接など
- AO入試数・・・内容はよく覚えていません
おそらくこのような感じだったと思いますが、まず③と④が除外されました笑
高校時代、野球の練習で疲れていた私は、ほとんどの授業で寝ていたので、成績表に並ぶ数字は【煙突】か【アヒル】・・・(煙突とあひるって今の若い子たちわかるかな・・・笑)
高校生活の3年間で『5』を取れた授業は、保健体育、美術の2科目だけでした笑
そんな成績ですので、まず推薦なんていう選択肢はありません。
つまり、私の残された選択肢は最初から以下の2つに絞られました。
- センター試験で一定の水準の点数をクリアする
- 一般入試でテストをクリアする
栄養学を学びに大学に進学しようと決意し、志望校を決定したのが11月の初旬ですので、①のセンター試験まで残り約2ヶ月半、②の試験まで残り3ヶ月となっていました。
そして、ここから無駄にした時間を取り戻すべく猛勉強が始まりました!
勉強のしすぎで1日の睡眠時間が2,3時間という日もありました。
ほぼ仮眠レベルです。
起きている時は、トイレ、食事、お風呂以外はほとんど勉強・・・
そんな生活を1ヶ月くらい続けると、ある朝、とんでもないことが起こりました。
いつも通り朝ご飯を食べようと、お茶椀にご飯をよそったその時でした・・・
なんと、動くはずのないご飯の米粒1粒1粒が音を立てて動いているのです・・・(´;ω;`)
お米は真っ白のはずなのに、1粒1粒に茶色の頭が・・・ もうこれ以上はやめておきますね!笑
そうです! 私は睡眠時間を削りすぎた結果、とうとう幻覚を見てしまったのです!笑
衝撃的過ぎて、今でもあの時の映像をハッキリと覚えています。
お食事中の方、大変申し訳ございませんでした!
それからは、5時間くらいは必ず寝るようにしたので、あれが人生最初で最後の幻覚です・・・笑
※ちなみに脳は、その日の記憶を整理するためにはある程度の睡眠時間(7時間程度)が必要と言われていますので、絶対真似しないでくださいね♪
このような生活を約2ヶ月半、センター試験の前日まで続けました!
この過程でも、私は何度か模試を受けました。
志望校に対する模試の結果は、全て最低ランクの判定・・・(´;ω;`)
そしてセンター試験当日。 数ヶ月本気で勉強に取り組んだ努力は実ったのでしょうか? それとも・・・