【2023年 新卒】管理栄養士の就活スケジュールまとめ
こんにちは!
管理栄養士のサルーです♪
今回は、2023年卒の就活生全員が必見の記事となっています!
就活をするにあたって、このような不安はありませんか?
『就活ってどのようなスケジュールなの?』
『いつ、何をすれば良いの?』
そんな疑問や不安にこたえるため、この記事を読むと次のことがわかるようになっています♪
- 2022年卒の就活スケジュール
- 各月に何をすべきか
- 就活の各ステップの概要
- 就活の各ステップでの注意点
ぜひ、就活全体を捉えるためのコンパスとして読んでみてください♪
それでは早速みていきましょう!
【2023年卒】管理栄養士の就活スケジュール
まず、上の図をご覧ください!
管理栄養士の就職活動のスケジュールの概要を簡潔に表してみました。
この図からもわかるように、一般企業などの就職活動というのは3年次の6月時点で準備を始める人もいます!
2023年卒の学生の場合は、2022年3月1日が企業エントリー日ですので、早い人は9ヶ月前から準備をしているということです。
私が学生の時は、大学3年次の12月1日が企業エントリー日だったので、夏休み明けの10月から2〜3ヶ月かけて少しずつ準備をしました。
現在のスケジュールでは、当時より企業エントリー日が3ヶ月遅いので、最低でも年明けくらいから本気で準備を始めないと遅れをとってしまいます…
経験上、2ヶ月もあれば質の高い準備は可能ですので、2023年卒の学生は、遅くても2022年1月1日には準備をスタートさせましょう♪
病院など医療機関を志望している人も、実は同じ時期に準備をスタートさせる方がおすすめです!(企業の就活で面接などの練習を積むため)
それでは、もう少し具体的に管理栄養士の就活スケジュールを見ていきましょう!
2021年6月 〜 2022年2月末
この期間は、基本的に〝準備期間〟です。
準備期間をどのように過ごし、準備するかで〝就活がうまくいくかの8割が決まる〟と言っても過言ではありません。
この〝就活がうまくいく〟というのは、具体的には以下のとおりです。
- 自分の納得のいく就活ができる
- 内定をもらえる確率が上がる
- 内定をもらえる企業数が増える
- 準備ができているので焦らない
何事もそうですが、やはり準備が最も重要。
具体的にこの期間に準備することを一つずつ見ていきましょう!
インターンシップ
インターンシップとは、一言で表すと〝就職体験〟です。
企業などが学生に対して〝働く機会〟を用意し、様々なことを体験しながら、自社をアピールするといった感じです。
イメージが近いのは管理栄養士でいう臨地実習です。
管理栄養士の卵たちは、病院や保健所、学校、その他の施設などに臨地実習に行きますが、実習を通して様々なことを学びますね♪
それと同じで、業界・企業・職種について多くのことを学べるチャンスが、このインターンシップにはあります。
ですので、一般企業を志望している学生で興味がある人はぜひ参加したいところです♪
最近では、このインターンシップも多様化しています!
- 5日間のインターン(基本)
- 1ヶ月(長期インターン)
- 1日 (1day仕事研究)
たった1日でもかなり勉強になますし、貴重な経験ができるでしょう♪
ただ現在は、新型コロナウイルスの影響でどの企業も慎重になっていますし、感染のリスクを負ってまで無理に参加する必要はありません!
自己分析・自己PR
自己分析とは、一言で表すと〝己を知る〟です。
一方で、自己PRとは〝自分の売り込み〟です。
TVなどでよく見る実演販売を例に解説します。
自己分析とは、商品の良さや特徴を知ること、自己PRとは、商品の特徴を生かして実演販売し『こんなに良い商品ですので買ってくださいね♪』と売り込むこと。
どんなに腕の良い実演販売員さんでも、その商品のことを全く知らない状態では実演販売しても全く売れませんよね?
逆にその商品を開発した人(商品の特徴や良さを知っている人)が実演販売をしても、売れるとは限りません。
このように〝商品を知ること〟と〝商品を上手に紹介すること〟の両方ができて初めてTVを見ている人にたくさん売れるわけです!
つまり、自己分析・自己PRは、これを就活で行えば良いということです♪
自己分析で自分の価値観や考え・長所や短所など、様々な情報を整理し、それを元に相手に『私はこのような人です!』と自分という商品を売り込むわけです!
ですので、自己分析と自己PRは完全に繋がっており、就活の全ての軸となります。
このような準備を、少しず時間をかけて行なっていくと、2022年3月1日以降の就職活動がとてもスムーズに進んでいきますよ♪
業界・企業・職種研究
業界研究とは、その名の通り〝各業界〟それぞれどのような特徴があるのかを調べることです!
簡単に表現すると、『その業界の概要をザックリで良いので知っておこう』ということです♪
同じように、企業研究は、その企業について様々な情報を集めることですし、
職種研究とは、職種によって仕事内容がどう違うのか、興味がある職種などを把握することです。
当たり前ですが、仕事内容も知らずに入社しようとしている学生なんて、絶対に入社させようなんて思わないですよね?笑
あなたのバイト先に、『この店は何を誰に売っているんですか?』なんて子が面接に来たらどうしますか?ってことです!
この業界・企業・職種研究っていうのは言葉が悪すぎる!
〝研究〟という文字が入っているから、もう勉強しないといけないみたいな雰囲気が出ちゃっていると思います…
そうではなくて、あなたが好きになった人を『もっと知りたい♡』と思うように、興味がある企業などを『もう少し知ってみよう!』とリサーチすれば良いだけです!
恋愛でも興味がない人はスルーするように、興味がわかない業界・企業・職種はスルーでOK!
なんとなく『私にもできるかも!』そう思えてきたのではないでしょうか?
これらの、業界・企業・職種研究をする目的は、次のとおりです!
- 志望する業界・企業・職種への理解を深める
- 自分に合う業界・企業・職種を見極める
このような準備を、自己分析と同時に行なっていくことで、企業エントリー時や面接時に非常に役立ちますよ♪
2022年3月 〜 5月末
2022年3月1日より、企業エントリーが開始されます!
この日は、リクナビ・マイナビなど、大手就活サイトのエントリーが開始される日です。
そして、随時〝企業説明会〟や〝ESの提出〟などが、本格的に始まっていきます。
具体的にこの期間にすべきことを一つずつ見ていきましょう!
エントリー
エントリーとは、一言で表すと『御社に興味あります!』と企業側に対して挙手することです♪
そして、企業側は興味がある学生に対して、説明会や選考のスケジュールなど、様々な情報を開示します。
よく『エントリー = 選考への参加』と勘違いしてしまう人がいますが、そうではないので安心してください!
エントリーした後、企業説明会に参加して『やっぱり違うな!』と思ったら選考に進まなくてもOK♪
ですので、できるだけ興味のある企業に対して、幅広くエントリーすることをオススメします。
また、様々な就活サイトでエントリーすることで、その就活サイトの使い方にも慣れていきますので、積極的にエントリーしましょう!
エントリーする時、本当にクリックしていいかドキドキする人もいると思いますが、安心してボタンを押してくださいね♪
企業・会社説明会
企業・会社説明会は、一言で表すと『うちはこんな会社です!』と企業側から学生に対して、企業・会社の良いところをアピールする場です!
時には厳しいことやマイナスの面を言うことで、『私には合わないな!』という学生とミスマッチしないよう工夫もしています。
この企業や会社の説明会は、大きく分けると次の2種類があります。
- 合同説明会(合説)
- 単独会社説明会
合同説明会は、読んで字の如く、様々な業種や企業が集まって行われる説明会です。
ですので、学生からすると効率良くたくさんの企業の話を聞くことができるというメリットがあります♪
しかし、2023年卒の就活では、コロナの影響で合同説明会はもしかするとないかもしれません…
リアルの場で合同説明会を行うのは難しいので、おそらくオンライン上で行われるようになるでしょう!
一方で、単独会社説明会は、一つの企業が自分の会社のオフィスなどで説明会を行います!
普通に生活していたら、一生入ることができないような豪華なオフィスに入ることも可能ですよ♪
ちなみに私は、様々な大企業のオフィスに行ってみたいがために、たくさん大企業へエントリーし、説明会などへ参加していました!笑
この会社説明会に参加してしまったら、絶対に選考に進まないといけないというわけではないので、ぜひ気軽に行ってみてください!
だた、『説明選考会』のような名前の場合は、説明会終了後に選考が始まりますので、しっかりと確認したり準備をして参加してくださいね♪
ES(エントリーシート)
エントリーシート、通称〝ES〟は、一言で表すと『選考で使う履歴書の簡易版』といった感じでしょうか。
基本的には、ESを提出することが『選考への参加を表明します!』というサインになります♪
ESは、基本的に選考にのみ使用する書類です。
内容としては、次のようなことを記載します!
- 志望動機
- 自己PR
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
- 入社したらしてみたいこと
履歴書は公的な書類ですので、フォーマットは国によって基準が決まっています。
しかし、ESは企業が選考時にのみ使用するので、フォーマットや文字数などは会社によって様々です。
ESに記載する内容を見て、準備(自己分析や業界・企業・職種研究)がいかに重要であるかということに気が付いた人も少なくないと思います!
2022年6月 〜
日本政府の主導によって表向きは2022年6月から、試験や面接などの選考、そして内々定出しを行うというスケジュールになっています。
『6月から頑張ればいっか!』
このように思ってしまった人は、就活で失敗する確率が上がってしまうので、注意が必要です…
その理由を解説しますので、こちらをご覧ください!
企業の内々定出し開始予定割合 | |
内定出し開始予定 | 割合 |
2月以前 | 6.1% |
3月 | 16.2% |
4月 | 29.1% |
5月 | 23.6% |
6月 | 20.4% |
7月以降 | 4.60% |
これは、リクナビの就活サイトに記載されている、2020年卒の就活データです。
この表を見ると、政府が示したスケジュールである〝選考開始の6月〟までに、なんと7割以上の企業が内々定を出したと回答しています…
つまり、多くの企業が国が定めるスケジュール(6月)より全然前から選考を積極的に行うということです!
では次に、こちらもご覧ください。
内々定率 月別推移 | |
内定が出た時期 | 内々定率 |
3月 | 12.7% |
4月 | 39.3% |
5月 | 61.8% |
6月 | 74.4% |
7月 | 80.0% |
これは、マイナビの就活サイトに記載されている、2020年卒の就活データです。
この表を見ると、政府が示したスケジュールである〝選考開始の6月〟になる前に、なんと6割以上の学生が内々定を1社以上もらっているという結果です…
つまり、多くの企業が6月より全然前から選考を積極的に行うということです!
これらの2つのデータからもわかるように、企業は政府主導のスケジュールである〝選考開始の6月〟より前に内々定を出しています。
ということは、それ以前に試験や面接などの選考が行われているわけですので、就活生はもっと早めに動く必要があるということです。
『政府が6月から選考開始って言っているのに?』
そう思うかもしれませんが、これが現実なのです・・・
リクナビに掲載されていたデータでは、7割以上の企業が6月より前に内々定を出している。
マイナビに掲載されていたデータでは、約6割の学生が1社以上から内々定をもらっている。
つまり、3月に企業エントリーがスタートしたら、そこから一気に選考まで始まっていくという感覚を持っておくことが重要です。
ちなみに、私は2社のみ本格的に選考に挑みましたが、どちらもエントリーした日から2ヶ月以内に内々定が出ていました!
このように、就活は思っている以上にスピード感があるので、早い時期から志望する企業の情報をこまめにチェックしましょう♪
前置きが長くなってしまいましが、(表向きでは)この時期からの予定について詳しく紹介していきます!
試験・面接
試験や面接は種類がたくさんありますが、採用する側からするとその目的はそう多くありません。
私も採用する人事の仕事をしていましたが、その企業ごとに試験や面接をする理由は最初から決まっています。
例えば、数百人数から数十人に絞るときは、
『◯◯点以下は全員落とす』
『合わなそうな人は全員落とす!』
もう少し数人に絞るときは、
『◯◯と回答した人は残す!』
『熱意が感じられた人だけ残す!』
これは本当に一例ですが、企業側はこのようにそれぞれ面接や選考時は必ず目的を持って実施しています。
では、試験や面接を受ける人にとって重要なことは何でしょうか?
それは『自分はこういう人間です!』とアピールすることです。
ですので、この面接や選考時にこれまで準備してきた自己分析や業界・企業・職種研究が〝強烈〟に活きてくるわけです!
この試験や面接というは、対策や練習がとても重要になってきますので、ぜひ実施してください♪
それだけでも、ライバルより頭一つ抜け出すことが可能になります。
内々定
この『内々定』もしくは『内定』という文字がどれだけ嬉しいか…(T ^ T)
その嬉しい感情と同時に、ホッと一安心することでしょう。
ただ、〝内々定〟と〝内定〟では少し意味が違いますし、このコロナ禍の状況では入社するまで本当に油断ができないので注意が必要です。
そこで、少しばかり〝言葉の定義〟を知っておきましょう♪
少し言葉の意味の違いを説明すると、内々定はいわゆる『口約束』になります。
一方で内定は、契約書にサインをするので『労働契約が成立した状態』となります。
つまり、この〝内々定〟と〝内定〟には、法律上の『労働契約の有無』という面で天と地の差があるわけです!
内々定は単なる口約束ですので、お互いに『やっぱり辞めた!』が通用します。
もちろん、あなたが違う企業や病院などの就職先に目移りした際、内々定をもらったところを断ることができます。
同様に、社内の業績やその他様々な要因で、採用する側としても、いつでもあなたに断りを入れることもできます!
一方で、内定は相互による労働契約が交わされているので、『やっぱり辞めた!』は基本的にルール違反となります。
あなたが、あまりにも常識に逸脱するような方法で内定を辞退した場合、採用した側から損害賠償を請求される可能性だって0ではありません。
もちろん、あなたの大学に対して、今後あなたが通う大学からは学生を採用されなくなるなど、多大な影響があるかもしれません。
このように、内々定と内定では、大きな違いがあるということを知っていただければ良いでしょう!
まずは、内々定を企業から出してもらえるように頑張りましょう♪
病院や公務員試験は各自で対策
基本的に、病院などの医療施設や公務員試験は、2022年4月から卒業するまでの2023年3月まで、約1年いつ始まっていつ終わるかわかりません。
というのも、医療施設や公務員の場合、その施設や都道府県によって試験や採用スケジュールがバラバラだからです…
ですので、常に自分の志望する施設や都道府県の情報に目を光らせておく必要があります。
最低でも1週間に一度は、必ず最新情報をチェックするようにしてください!
病院などの医療施設や公務員志望の人でも、企業を志望する人と同じように2月末までに様々な準備をしておくことをオススメします。
なぜなら、医療施設や公務員試験でも面接・選考が必ず存在するからです。
希望する医療施設の選考や公務員試験までに、自己分析などの準備がしっかりできていれば何も怖がることはありません。
自己分析の結果から得られた自分の軸があれば、基本的にどの職種の面接でも突破しやすくなります♪
ここに〝一般企業を志望しない人でも、一般企業の就活に参加しておくべき理由〟があります。
企業に興味がない人でも、面接の練習や自分の考えをその場でまとめて発言する練習など、企業での就活を最大限利用する価値とその必要性があります!
ぜひ一般企業への就活を上手に利用してみてください♪
いかがでしょうか?
就活のスケジュールと、いつどういったことをするのか?という概要が掴めたと思います♪
ぜひ記事の内容を参考に準備などを進めてみてください!